ねことわたしの防災ハンドブック

写真とコラムを寄稿しました: ねことわたしの防災ハンドブック

遅くなってしまいましたが、昨年の12月に写真とコラムの寄稿でお手伝いさせていただきました本についてお知らせです。

今年の1月17日で阪神淡路大震災から20年が経ち、東北大震災からは3月で4年が経ちます。
あの大きな震災の中で犬や猫たちの身に起きた悲しいニュースをたくさん耳にしました。
震災によって我々の生活は一変してしまうことを目の当たりにしました。

私は東京住まいで東北大震災の時にはたまたま自宅にいた時でした。家具などがバタバタ倒れ食器棚の上段にあった食器の多くが落ちて割れる程度の被害で猫も人間も無事でした。その時うちの猫たちは5頭いましたが4頭は隠れたりはせずに私の側にいましたのでいつでも避難できるよう安全が確認できるまでキャリーケースに入っていてもらいました。唯一、雑種猫の「な〜にゃ」はなんと天井裏に逃げ込んでしまい、1時間後くらいにひょっこり出てきましたが出てこなかったらどうしようかとハラハラしたのを覚えています。そんな「な〜にゃ」の様子を見て突然の災害で猫がパニックに陥ると逃走してしまったり想定外なことが起きることもあるのだろうというのを痛感しました。

あの日以来、ペットと共に暮らしている人々それぞれが彼らをどう守るべきなのかどう避難すべきなのかなど準備をしておく方が増えたのではないでしょうか。こちらの本では被災者の方の実体験に基づき取材をし、ねこに特化した防災についてのケーススタディを紹介しています。大切な猫を守るための備えや応急処置についてなどためになる情報満載の1冊です。

ぜひお手にとってみてください。

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