以前オーストラリアに行った際、スーパーマーケットの食肉売り場で見かけた猫の顔のパッケージ。他に犬の絵が描かれたものもあったので、オーストラリアでは「ペット用の生鮮食品も人間の食肉と一緒に売ってるのだわね〜」と思ったのを記憶しています。
冷蔵だから持って帰れないなと諦めてその時は購入せずに帰りましたが、その時に見かけたペットフード「ブッチ」が日本でも購入できちゃうことを1年前くらいに Twitter 経由で知りました。
でも我が家は大所帯なので 600g/893円 のブッチが1日に2本は消費されていくと、猫エンゲル係数が上がりすぎちゃいます。スペシャルな時じゃないと無理よね〜ということで常備はしていませんでした。
今回、ブッチジャパンの櫻井さんにおすすめを受けて、遅ればせながらうちの猫たちも「ブッチ」にトライ!
今回は魚好き猫さん向けのブルーアイのジンジャー・トムくん。レッドタビー=赤毛の猫って英語圏?ではジンジャーキャットって言いますね。「赤毛のトム」ってことですね。
グリーンアイのジンジャー・トムくんはお肉が好きな猫さん向けだそう。
給餌量は小型2.5kgで150g/175kcal、中型5kgで300g/350kcal、大型7.5kgで500g/500kcalとのこと。
カロリー制限のない猫の場合、1kgあたりに60gで計算すれば良いようですね。うちは朝晩1日2回の食事にしているので1日の給餌量を2で割ります。子猫や高齢猫は消化吸収に時間がかかるので負担にならないよう3回に分けた方がいいですね。
ツレちゃん、な〜にゃが美味しそうな香りに寄ってきました。
- 4.7kgのまごくんはちょっと太り気味なので理想体重の4kgで計算して240g÷2回=120g
- 3.8kgのな〜にゃは228g÷2回=114g
- 3.4kgのツレちゃんは1日204g÷2回=105gだけどちょっと肥えてるので1回分を100gに
- 2.8kgのマディは1歳1ヶ月という年齢で成長期をちょっと過ぎたくらいで、よく運動するので3kgで計算して1日180g÷2回=90g
- 15歳のウパは11歳から慢性腎不全の処方食なので今回は我慢
しかし、ブッチもマグネシウム 0.04% カルシウム 0.54%、リン 0.41%と記載されているので、この値は療法食並だし、他の面では療法食以上の配慮がされていてコストに見合う価値のあるフードであることがわかります。
例えば、皮膚アレルギーの原因になる「グルテンを除去したコーン」を使用してたり、アミノ酸の中でも猫の免疫力アップに重要な「リジン」が含まれていたり、消化吸収に配慮してきちんと「ゆで玄米」を使用してますね。魚の油(不飽和脂肪酸)+ビタミンEのセットもバッチリ。猫に必要な「タウリン」ももちろん含有、きちんと猫の栄養学に基づいて作られたものだということがわかります。そして、ペットフードで重要なのは材料に使われているお肉のレベル。それはニュージーランド産であるところで保証されているのでしょうね。
猫が好むフードの温度は40℃。冷蔵庫から出したばかりでは冷たいので切った分が常温になるまで待つか、軽く湯せんか電子レンジで少しだけ温めてあげるのがベスト。熱いのは猫舌には無理ですよ!そのままだど食べづらいので猫の食べやすいようにカットします。
私だったらは丸いままを1センチ厚で切ってプライパンでジューっとして食べたいなぁとか思ってしまう。ちょっと味見したけど塩コショウかけたら今晩のおかずにいけますし。
美味しそうな香りに な〜にゃ さんも「早くください〜!!」とのこと。
我が家では「いただきます」の号令があるまでお預けが基本ですので、どんなに食べたくてもちゃんと待ちます。待つときのポイントはゴハンを直視しないこと(な〜にゃ談)。
ちょっと触ってみるだけは許されているので触ってみてます。
「いただきます!」の号令と共に2匹が同時に食べても、ツレちゃん は食べるのが非常に遅いのでこんなに差がでます。でも絶対に残しません。な〜にゃ は普通くらいのスピードでよく残しておいて後で食べるタイプですけどウェットフードは常に完食。もちろんブッチも。
別室の マディ もパクパク食べてくれます。彼女は生後8ヶ月までオーストラリアにいたから食べたことあるのかもしれないね。
但し、うちの まごくん だけは好き嫌いが多く食べてくれませんでした。多分これまでもラムが入ってるのを食べなかったからラムが苦手なのね。
ナイフとキャップは別売りで、どっちも「Butch」ロゴ入り。キャップがあれば保存にも便利だし、立てて冷蔵庫にしまえるので便利です。
そんなブッチな生食大会でした。
Twitterアカウント @ButchJapan もあるので要チェック。いくつか取り扱い店舗もあるようですがこちらブッチのWebサイト にて通販してます。おうちの猫さんが1匹だったらそんなに猫エンゲル係数もかからないかなぁ〜。
何をあげてもすぐに飽きてしまうグルメな猫さんだけでなく、アレルギーで困っている猫さんにもおすすめです。
2015年1月17日にパーマリンクを変更したため、それ以前の シェア または いいね! などがリセットされてしまいました……。ポチっとしてくれたみなさま、ごめんなさい :'(