ごろんととこがったまま放置されたBonner Münster教会の石像の首
ごろんととこがったまま放置されたBonner Münster教会の石像の首

ドイツとウクライナ猫の旅 その2 – ボンのティアハイムを見学

11月上旬、ドイツとウクライナを訪問しました。色々と見てきたことなどの徒然を何回かに分けてここに書いておこうと思います。
前回、その1 では、フランクフルト到着~朝食~郊外で大型のペット用品店視察までをレポートしました。今回はその続き、同日午後のおはなしです。

セアト(SEAT)をとばして、彼の地、ボンへ

午後は、フランクフルトから車で北に2時間ほどの街、ボンに向かいます。ボンでは、ゴールド・タッツェ の Achimさん と待ち合わせているのです。

はて、ゴールド・タッツェとはなんぞ? という方に、宣伝も兼ねて少々ご説明を。

――ゴールド・タッツェ は私がプロデュースしている 猫のモノ・コト専門店「ねこ専科」 の看板商品である「ドイツ生まれの高品質なキャット・ファニチャー」のブランド名で、こちらボン市を拠点に製造されています。かねてから私は世界中のいろんな猫ちゃん用家具をリサーチしていたのですが、その中でもそのデザインと品質に特に惹かれたのが ゴールド・タッツェ の製品だったのでした。
そして、 ねこ専科 で日本・アジア向けの総代理としてパートナーシップを結び今年から日本向けに販売しているわけなのですが、実は中の人とはまだ一度も直接お会いしたことはなく、今回はそれを実現することが旅の大きな目的のひとつなのでした。――

ドイツの高速道路は追い越し車線が上手く機能している感じで、皆かなりスピードを出しているのですが整然として走りやすく、ボンまでは約200kmあるのですが、快適にとばして距離の割には早く到着することができました。

ティアハイムとゴールド・タッツェ

待ち合わせ場所に指定されたのは、ボンにあるティアハイム(ティアハイムとは?)、 Albert-Schweitzer Tierheim Bonn

なぜこのティアハイムで待ち合わせかというと、こちらには何棟かの2階建て猫棟があって、それぞれバルコニー付きの10畳ほど?の猫部屋がワンフロア4~5部屋ほどあるのですが、それらの部屋にゴールド・タッツェがバババーンとたくさん取り付けられているんです。なので今回は、ドイツのティアハイムの視察を含め、そのゴールド・タッツェの活用されている現場の見学も兼ねてしまおうというわけです。ドイツのティアハイムといえば、広大なベルリンが有名。こちらはそれに比べると敷地の規模でこそ小さいですが、それでも猫ちゃん3匹あたりで先程の一部屋があてがわれています。ゆったり快適な居住スペース。

残念ながらティアハイムの中は里親さんになる目的の方以外は撮影禁止というルールがありましたのでお部屋の中に入っての撮影は控えましたが、これでもかとふんだんに各種ゴールド・タッツェ製品がレイアウトされ猫達が楽しそうに利用している様子をみてカンゲキシマシター!

日本においても、このようなかたちで、施設へのゴールド・タッツェ導入をすすめていければと考えています。ご興味のある方は、是非ご一報ください。

ちょっとお仕事モード、そしてちょっと観光

見学を終え、ボンの中心地に移ってカフェで一休みしつつゴールド・タッツェについてのミーティング(ちゃんと、お仕事タイムもあるのですよ!)。
Achimさんたち作り手のお人柄・熱い思いに直接触れて、ゴールド・タッツェは本当に猫のことを第一に考えて作っているんだなぁということを改めて実感できる時間でした。そんなすてきな家具を日本のみなさんに紹介する役割を担っていることを光栄に思いました。自分が猫だったらやっぱりゴールド・タッツェを設置してもらえたら嬉しいなぁ。コレハイイモノデス!
やっぱり、現地で直接顔を合わせて、って大切なんですよね。今後の展開なども含めいろいろと共有できて充実したミートアップとなりました。イクコトガデキテヨカッタ!

ミーティング後は、みんなでボンの街を一回り。
お祭りの時期だったみたいでおもしろコスチュームの人がちらほら見られた、そんな楽しいボンでのひととき。
ちなみにこの教会(Bonner Münster 教会 といいます)横の生首は、教会の屋根の方に載せようと思ったけど無理で一旦地面に置いたところ、「なんかこれで(このままで)よくない?」ってことでそのままここに設置(放置?)されたんですって。

感想

こじんまりと小さく可愛らしい、そして気取りのなさ?が心地よいティアハイムとボンの街でした。もう外はとても寒かったですが、なんだかほっと温かい気持ちになりました。


とっぷりと日が暮れた頃、また車をとばして宿のあるフランクフルトへととんぼ返り、ドイツでの1日目終了です。

その3 へ続く

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