9月20日・21日にフランスのシャルトルというところで行われたトラディショナルなキャットショーに行きました。
シャルトルはパリから1時間ほどのところ。
イタリアにデボンレックのカテリーナを迎えに行く予定があることを、うちのシンガプーラのジジのブリーダーさんに伝えたところ
ちょうどその頃に大きなキャットショーがあるから是非見学においでとお誘いを受けた次第です。
その会場は8月に訪れたベルビューのショーよりも巨大な会場で400頭の猫が参加していました。今回参加しているのはフランス国内の猫のみでこの頭数なのだそうです :-O
ヨーロッパのトラディショナルなショーは、日本でもお馴染みのTICAやCFAのスタイルとは全く違っています。
ヨーロッパ各国からのジャッジがジャッジ用テーブルに待機していて、順番が来るとアシスタントが猫の待機場所に呼びに来ます。
このアシスタント役は大人から子供までが担当しています。
1頭ずつの審査になりますので呼ばれるまでの待機の時間は長いのですが猫への負担が少ない方法です。そんな長い待ち時間の間、オーナーの皆さんは何をしているかというとシャンパンやワインを飲みながら持ち寄った食べ物を食べつつ、おしゃべりに興じていました。
待機ケージはコの字型に並んでいて、コの字の中には長いテーブルと椅子がいくつか用意されゆっくりと食事やおしゃべりを楽しめるようになっています。アメリカのキャットショーの方法はストイックで忙しい印象なのですがフランスのショーは実にのんびりしていました。
このショーで参加している数の多い猫種はペルシャのようです。
テーブルでの一般審査のあと、ファイナルに残った猫はステージの上に呼び出されます。そこで数名のジャッジたちが相談し合って順位をつけていきます。こちらではヒマラヤンもペルシャに含まれての審査されます。
参加している猫種は日本とそんなに変わりませんでしたが、日本よりもオリエンタルショートヘアー、コーニッシュレックスなどの数が多い印象でした。ブリティッシュショートヘアー、ペルシャ、エキゾチックショートヘア、バーマン、ノルウェイジャン、ベンガルがたくさん出ていてアメリカンショートヘアが1頭もいませんでした。
いろいろなベンダーが出店していましたが、いずれも高品質でいろいろ買って帰りたかったのですが猫のピックアップもあるので断念してかさばらないハンモックのみ買いました。
土日の開催で子猫を探している一般のお客さんもかなりの数来場していました。日本ですとペットショップに行きますがこちらではキャットショーで子猫を見て購入するのが主流のようですね。
のんびりと優雅なキャットショー2日目の午後からは怒涛のスケジュール。ジジのブリーダーのダミアンさんにシャルトルのカテドラルや日曜のパリをドライブに連れて行ってもらいそのまま夜行電車でボローニャへ向かいました。
今度はもっとゆったりとフランスフランス訪問したいものです。
2015年1月17日にパーマリンクを変更したため、それ以前の シェア または いいね! などがリセットされてしまいました……。ポチっとしてくれたみなさま、ごめんなさい :'(