PENTAXは私のエントリー機

私が初めて手にした一眼レフはASAHI PENTAX SV。
私の実家は板橋区で製造業を営んでおり一眼レフカメラと言えば旭光学なのである。

1993年私が高校2年生の頃、近所の写真屋さんのご主人が亡くなり店終いをするため、売りに出していた中古のSVを高校生のお小遣いで買える値段で購入した。中学生時代の部活動で写真部に入った際、部活の先輩が持っていた一眼レフで撮った写真の鮮明さに憧れていたので、初めての一眼レフに胸を躍らせた。

もちろん当時はフィルムしかなく、しかもSVには露出計が内蔵されておらず撮って現像するまではちゃんと撮れているか確認できないという時代。当時現在のデジタルカメラあればどれだけ多くの写真が残せただろうとちょっと寂しい気分になる。

写真学科への入学が決まって、入学祝いに父が買ってくれたのがオートフォーカスのPENTAX MZ-5。露出計もなくフルマニュアルのSVからオートフォーカスの便利さに感動し、初期衝動で様々な被写体に臨んだ。頻繁に使ったのは50mmF1.4という明るい単焦点レンズと24mmF2.8のレンズ。以前に少しだけスキャンしておいた当時撮影した猫さんたち

そしてそんな18歳だった頃から使っていたレンズが現在のPENTAXのデジタル一眼レフで使えてしまう。今同じレンズを覗いている私と当時の私がリンクする不思議な感覚・・・。

12月15日の猫写真教室では初めて一眼レフで撮影するという方もいらっしゃるはず、あの新鮮な感覚を楽しんでもらえるような写真教室ができるといいな。

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